東洋医学

体の「つくり」と「しくみ」を知ればあなたの体調体質がわかる。
体調体質がわかれば自分に合った体の養生法がわかります。

体のつくり

体の構造を支えるもの

皮膚……体の内と外を分けて、内側を守る。境界となるもの。

骨………体を形作り、内臓を守るもの。

筋肉……体を動かすためのもの。

脂肪……体に必要な栄養の貯蔵庫。

構造物を維持するもの

内臓……体に必要な栄養を作ったり、老廃物を処理する所。

血管……栄養や老廃物を、届け、持ち去るための通路。

神経……内臓や筋肉を動かすための指令を届ける道筋。

めぐるモノ

気......目には見えない、モノを動かすエネルギー

血......栄養物と老廃物を、血管を通って、体の隅々にまで運ぶ車

水......体を満たしている、血以外の水分。媒体

陰と陽

物事は1つとそれ以外、という捉え方

原因と結果、物と動、女と男、止と動、裏と表、内と外、入と出、集と拡、冷と熱、薄と濃、など、基準を1つに絞ることで見る、反対の性質など。

五臓六腑

肝・胆......気血を体の隅々まで行き渡らせる。体の行動により必要なものを必要なところに届ける働き。

心・小腸...気血のめぐりの始まりの原動力。五臓の働きを統括する。

脾・胃......体の維持に必要な栄養の補給と蓄え、その代謝に深く関わる。

肺・大腸...内・外の境界。体内で必要な外気の取り入れや、内に発生した要らないものを処理する働き。呼吸に深く関わる。

腎・膀胱...根本、体そのもの。水分代謝。

からだイキイキ★トウヨウイガク

東洋医学を4コマ漫画で表した本。

五臓をキャラクターにして働きをわかりやすくしたり、体をどう見るかなどを4コマ漫画でまとめた一冊です。
東洋医学の間口として自信を持ってお勧めできる本です。